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阪本店長のウルトラ通勤日記 Vol.20
名古屋は遠いなあ。それなら箱根はどうだい。
今回も随分とご無沙汰してしまいました。

前回はメガディーラーがオープンして約1ヶ月後、やっと落ち着いたかなというタイミングで新潟方面などをグルリと走ってきました。
あれから早や半年、そろそろ暖かくなってきたことだしどこかへ行ってみようかといつもの虫がうずきだしたところで、行き先を検討。
どこに行こうかなあ、と店のスタッフの前で独り言のように呟いてみたら名古屋の「愛知万博」なんていいんじゃない。という提案。
ウーン、名古屋かぁ。いいなあ、それに新しい空港も面白そうだしね。
ということで、今回は、東名高速で西に向かうことに決めました。
(ナント、決断の早い単純な決め方!)

さて、例によって当日の朝、6時にはメガ松戸を出発。
そういえば、高速二人乗りが解禁となったが松戸から東名に乗るには首都高速ですんなりは行けなかったなあ。ならば、四つ木入り口からとりあえず湾岸線に出て横浜方面へ。
大黒埠頭を通り過ぎベイブリッジの先からは標識どおりに進んで保土ヶ谷バイパスに入る。そうすると、ほどなく東名高速の横浜町田インターに着きます。保土ヶ谷バイパスは、自動車専用道路なので一般道ではありますが車線も広く少々の渋滞でもバイクなら大丈夫そうです。
千葉方面から東名を利用する二入乗りの方は、参考になさってください。

どれ、おなじみの海老名SAで休憩しますか。平日なのにけっこう混んでいます。
人が並んでいるパン屋さんがあったのでちょっと覗いてみるとおいしそうなメロンパンが。
おやつに1個買っていくか。ここ、有名らしいね。

この時点でもう午前8時。これでは、名古屋日帰りはきついなあ。
夕方には、家に帰って子供たちとの時間も作らなくちゃいけないし。
予定変更。(オイオイ、もうかよ。早すぎやしないか。)
いやいや、決断は早くないと。それに長い距離を走ったからって面白いとも限らないしね。と、自らの決断に言い訳をしながら、変更した行き先は、
「とりあえず久しぶりに箱根に行ってみんべぇ!。」
関東圏ではもっともポピュラーなツーリングスポットではある。私も20代の頃は国産車に乗り箱根をずいぶん走り回りました。
ハーレーでは、そういえばあまり走ったことがなかったかも。
海老名SAを出てすぐに小田原厚木道路へ。終点の小田原パーキングでは、またまたおいしそうなカレーパンを発見。今日のお昼は、天気もいいことだしアウトドアでいってみるか。
そして次なるルートは、箱根ターンパイク。
高度が上がるにつれて下界では散っていた桜がここでは、満開である。少し風が吹くと桜が舞い散りウルトラのカウルに張りつき幻想的なシーンはが目の前に展開される。
この季節にしか味わえない桜の演出にちょっと感動。
思わずウルトラを停めてその静寂の世界に浸ってみる。
(雰囲気に酔ってしまったかなぁ。)
おっ、道の傍らに湧き水発見。飲めるのかな。よし、今回はシングルバーナーを積んできているのでこの水でコーヒーを入れてみよう。途中で買った他の水と飲み比べも面白いかも。果たして味の違いがわかるかしら。
快適なワインディングを駆け上がり頂上にあるのが「大観山」。ここからは、晴れていると
見事な富士山が見えるのですが、あいにく今日は雲に隠れており眼下に広がる芦ノ湖だけ。
こんな感じです。いい眺めでしょう。
そんな感じで観光を楽しみながら休んでいると1台のハーレーが駐車場に滑り込んできました。前にもお話したと思いますが、ウルトラ日記はいつも平日ツーリングなので行く先々でハーレーと出会うことは少ないのです。「おっ、珍しい、いっちょうあいさつしてみるか。」ということで声をかけてみました。
「こんにちわぁ。箱根はよく来るんですか?」「ええ、たまにブラっと。アレ、買ったばかりなんですよ。」と、よく見れば3月にデビューしたばかりのXL883Rではないか。
「本当だ。じゃあ、入荷してすぐに登録してもらったんですね。」
「ええ、最初は普通の883を予約していたんですけど、アレが出るって聞いてお店の人に
無理言って変更してもらったんです。ラッキーでした。」
「へえ、それは良かったねえ。」なんていうやりとりをしながら私の自己紹介を交えて、あっという間にハーレーの話で盛り上がってしまいました。
まだ28歳と若いのに何台もバイクを乗り継いできてこの883Rは、一生乗るんだというくらい気に入っている様子でした。
聞けばこの方、板前の修業中とか。仕事がとても楽しいらしくバイクのこと以外にもいいお話が聞けました。
「おっ、もうハンドルも変えているんだ。これ、どこの?」と急に仕事っぽい話を振ると「ええ、これ具合いいですよ。モーターステージのです。」
「どれ、またがってもいいかな。」「もちろん、どうぞ。」「ほんと、いい感じやねえ。」
位置が高すぎるかと思ったが、実際にはちょうどイイ位置だ。これは、お奨めかも。
こんな感じで仕事に生かせる体験ができるなんて、すごい、すごい。
そんなこんなで初対面にしては、お互いによくしゃべり名残惜しいところだが、そろそろ行かなくてはという時間に。また、どこかで会えるといいね。彼には、名刺とメガ松戸のステッカーを記念に差し上げて大観山をあとにしました。
なかなかいい出会いだったなあ。と余韻に浸りながらウルトラを芦ノ湖スカイラインへと走らせる。ちょっと雲が出てきたかな。時計を見ると午前11時。そろそろ景色のいいところに停めておやつにしよう。「おお、ここがいい。なんて読むのかな、杓子峠って?」
標高1000m。眼下には三島市の市街地が見える。
ではここで、途中で買い集めた水、「富士山の名水」、「岩手龍泉洞の水」それに先ほど道端で汲んだ「ナントカの湧き水」によるコーヒーの飲み比べと、途中海老名と小田原の売店で買い求めた「メロンパンVSカレーパン」というダブルタイトルマッチをおこなうことにしよう。
まずは、シングルバーナーを出してと。風が幸い無いので着火しても問題ないな。
携帯ヤカンでお湯を沸かす。携帯ヤカンという名前があるのかどうかわからないけど。
コンパクトでなかなか便利です。まずは、地元代表「富士山の名水」を沸かしてみよう。待つこと3分、だいぶ沸騰してきたぞ。
カバンから手軽に本格コーヒーの味を楽しめるというブレンディの「焙煎パック」を取り出す。実はこれ、メガ松戸の来客用のをちょっと失敬してきました。ごめんなさい。
さて「富士山の名水」で入れたコーヒーはいかがな味でしょう。「ううっ、美味い!」
こんなロケーションだからか、とっても美味しく感じる。飲み干して次に我が故郷岩手の代表選手「岩手龍泉洞の水」を沸かし、同じように「焙煎パック」に湯を注ぐ。「ウーン、これも美味い。」
そして最後、ペットボトルは、「evian」だが中身は、さっき道端で汲んだ「ナントカの湧き水」。これ、大丈夫かなあ。沸騰させても心配だなあ。などと考えながらも沸かしてコーヒーへ注ぐ。「ウーン・・・?わからん。けど美味い。」
そう、要するにどの水も私の舌とこのロケーションでは美味という判定しか出せず 結局三者引き分けのドロー。まっ、意外と通ぶっても味オンチな私でありました。
さて、メインイベントは、「海老名メロンパンVS小田原カレーパン」。
これは、一発で勝負が決まりました。
ガブっと噛むとヌルっと舌にからまる独特のメロンクリームの味が強烈に私の味覚を襲う。
一方のカレーパン選手もぴりっとした辛さで応戦したのですが、レフリー阪本が極度の甘党のためメロンの甘さがカレーの辛さを圧倒しノックアウトという結果に終わりました。
「ああ、充実のおやつの時間だった。満足、満足。」
お腹も膨らんだことだし、さてどうしよう。いちいち考えてはコースや行き先を思案するのもウルトラ日記の行き当たりばったりツーリングである。(自慢するか、そんなこと。)
そうだ、箱根を静岡方面に下れば三島の隣は沼津ではないか。前の職場の同僚が地元のジーンズショップで働いていると聞いていたので訪ねてみよう。
国道1号線を一気にくだりあっという間に三島に到着。ほどなく沼津市内へ。
「OSADA」っていう店を探さなくては。あれっ、あれかな?
ロードサイド沿いにもう発見。駐車場にウルトラを停めて店内へ。「おお、なかなかいい店だ。かっこいいジーンズがいっぱいあるなあ。」さて、彼はいるかなぁ。
このお店とは限らないからなあ。 と、レジのあたりを見ると懐かしい後ろ姿が。「こんにちわぁ。」と声をかけると私に向かって思わず「いらっしゃいませぇ。ぇ、ぇ、ぇえっ!阪本さん?」と目を丸くして驚きの表情。そりゃそうだよね。7年も会っていなくて突然職場に現れるんだから。
誰でも驚くわな。聞けば彼も転職して7年、今は10代、20代の若いスタッフを使い店長として頑張る日々。40過ぎてもう若い感性には追いついていけないとか言いながら久しぶりの昔話に花を咲かせました。
「OSADA」は、静岡県内では有名なジーンズショップのチェーン店で県内あちこちにあるらしいのでツーリングの途中で見かけたら一度立ち寄ってみたらいかがでしょう。掘り出しモノのジーンズに巡り会えるかも。
箱根の山の上でおやつをさっき食べたばかりだが、やはりツーリングは腹が減る。
(それは店長だけでしょう、とスタッフのあきれた声が聞こえてきそう。)
沼津といえば漁港の町。港に行って海を見ながら食べることに。
海老名SAで買っておいたお弁当があるのを忘れていた。これ、これ。
以前テレビのニュースで紹介していた福井の「焼き鯖寿司」。
羽田空港で売っていると聞いていたのでまさか海老名SAにあるとは。
思わず買ってしまいました。
これをメインにカップに入った「アサリの味噌汁」と「スーパーカップ鶏がらしょうゆ味」を昼食として食すことに。
大活躍の携帯ヤカンに水を入れてシングルバーナーにかける。
沸騰したお湯を「アサリの味噌汁」と「スーパーカップ鶏がらしょうゆ味」へ注ぐ。
まずは、「焼き鯖寿司」に手を伸ばす。「くぅーーぅうっ、美味い、美味すぎる!」
脂がのっていて味も濃厚。鯖独特の生臭さも無く、こりゃ、やみつきになりそう。
見た目は、そうでもないように見えますが、でも美味しいんだな、これが。
皆さんもぜひ今度、下り線の海老名SAに立ち寄ったら買って食べてみてください。
売店の奥のほうのお弁当売り場に置いてありました。
味噌汁、鶏がらしょうゆ味も難なくたいらげて、「ふーっ、お腹いっぱい。」
それにしてもこの光景、どう見てもみすぼらしい。
でも知らない土地だし、まあ、人目をきにすることもないか。と開き直る私でした。
いやあ、それにしてもこの季節、外で食べるものは何でも美味いなあ。
シングルバーナーと携帯ヤカンがあるだけでこんなにアウトドア気分が楽しめるなんて。
思いがけない発見です。
そろそろ帰りのことも考えなくてはと、沼津市内の国道を走っていると「おっ、ハーレーのお店だ。」そうだ、沼津といえばハーレーのディーラーとしては老舗の「タオカモータース」さんがあるではないか。こりゃ、寄らない手はない。
「オジャマシマース。」「あれぇ、松戸の阪本さん、いらっしゃい。今日は、どうしたの?」
「ええ、一人でツーリングしてこっちまで来てしまいました。ちょっとお店を見せてくださいね。」
といったやりとりで社長の息子さん暁(さとる)さんに案内をしてもらう。
去年の秋に新たに建てた店舗ということでとてもきれいなお店です。色々と見させてもらいメガ松戸にも参考なりました。
最後は、暁さんとお店の前で記念撮影。聞けば、暁さんはウルトラ日記の愛読者。
暁さんからも「ずいぶんウルトラ日記がご無沙汰ですよね。早く次のを楽しみにしているのでお願いしますよ。」と言われてしまいました。
そう今回はまさしくそのために来たのよと、暁さんに言うと。
「えっ、じゃあ、僕ウルトラ日記にでるんですかぁ。光栄だなあ。」と嬉しいお言葉。
暁さん、出てもらったよ、ほら!
さあ、時計を見ると午後4時。おっと、夕方までには帰ると家で待つ子供たちに約束していたのでもう帰らなくては。
タオカモータースさんをあとに東名沼津ICを目指す。東京料金所までは約100km。
ウルトラならどおってことのない距離だ。一気に休憩なしで駆け抜ける。
幸い渋滞も少なくスイスイと東京へ到着。
そういえば、高速道路二人乗り解禁となったが今日は、二人乗りは見かけなかったな。
でも、便利になったよね。そのうち高速二人乗りをして「ペアライド版ウルトラ日記」なんていう企画を考えてみようかな。えっ、誰をうしろに乗っけるんだって?
「奥さんには、ウルトラ日記の存在を隠しているんでしょう。じゃあ、奥さん以外の人を乗せるのかい?そりゃあ、まずいでしょう。」
ちょっと待った、待った。誰ですか勝手に話を作っているのは。
そういうのもいいかなって言う願望だけですよ。誤解の無いようお願いしますね。
そんなことを考えながらやっと練馬の自宅へ到着。時間は、午後6時。沼津からちょうど2時間。迎えてくれたのは、ショッピングセンターへ連れて行って、とせがむ子供たち。
「お父さん、今日も休みなのに仕事だったの?大変だね。」と子供たちの声。
ツーリングに行っていたことなど微塵も感じさせぬ態度で「ああ、そうだよ。仕事で疲れたなあ。」
ああ、なんて罪な父親であろう。許せ、我が子供たちよ。
世のパパさんライダー、真似ができる人は真似してみてはいかがですか。
ただし、家庭不和の責任は負いませんのであしからず。

名古屋まで行こうなんて最初は計画しておきながら早々に箱根、沼津へと変更するところは、行き当たりばったりのウルトラ日記ならではの展開ですね。
今回は、高速のサービスエリアなどで食べるB級グルメネタはお休み。
その代わり、シングルバーナーなどの小道具を使いアウトドアに挑戦してみました。
ツーリング先での出会いもまたいいものです。
今回のXL883Rに乗る板前のお兄さん。いい雰囲気持っていました。
これから、ますますツーリングが楽しめる季節。時間が無いお父さんライダーの方々、時には奮起して日常から脱出してみませんか。相棒がハーレーなら言うことなし。
走り出してしまえばこっちのもんですよ。
ぜひ、素敵なツーリングライフをお楽しみください。
それでは、また次回ウルトラ日記でお会いしましょう。
つたない文章におつきあいいただきありがとうございます。

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