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阪本店長のウルトラ通勤日記 Vol.10 〜前編〜
連載第10回記念 1200km日帰りツーリングIN岩手
10月のとある深夜、東京を発ち始まった日帰り1200kmツーリング。
後編は、故郷釜石へと向かいます。さて、釜石というと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょう?
以前は、鉄の町、魚の町、新日鉄ラグビーなどで活気を見せその名が日本中に知れ渡った町でした。
現在は、昔ほどの活気もなく少々淋しい気もします。
東京から約600km。三方を山に囲まれ一方は海という地形の釜石に到着です。
まずは、港町を象徴する釜石湾を背に記念撮影。後方遠くに釜石大観音もうっすら見えます。森進一の港町ブルースにも歌われましたね、「♪みーぃなとーぉー、宮古、釜石、気仙沼ぁー♪」と。古いなあ、われながら。
画像をクリックすると拡大画像が表示されます
次にご紹介するのは、世界にイタリアのフィィレンツェ(だったと思う?)とここ釜石にしかないという橋の上に建つ市場、その名も「橋上市場」。そのまんまの名前でひねっていないのが田舎らしい。

45年の歴史がありましたが、橋の老朽化のため今年限りで移転してしまうことになりました。中に入ると「あれぇー、よさっていって」とおばちぁんから素朴な声がかかります。

※ これは正面入り口から見たところ。
※横から見ると橋の上の全体がこんな感じです。
さて、市内の目抜き通りをうろうろ。東京と違い人通りが少ないので平日の日中にハーレーを走らせているとメチャクチャ目だってしまいます。そこで見つけたお店を一軒紹介。市内でも一等地にあるこのお店。確か私が物心ついたころからあるのでは?となると、40年以上前から。その名も大勝軒。鯛焼きやたこ焼きのお店である。そういえば、夏休みに帰って来たときは行列ができるくらいの賑わいでした。さすがに今日は、お客さんはいないようです。そんなにうまいのかどうか食べてみよう。小さい頃の記憶も無いし。1個80円か。どれどれ。

「・・・・・?」。まっ、このレトロな雰囲気が味だよね。多くは語るまい。

さてここで釜石を代表する有名人を紹介しましょう。
なんとあのミュージシャンの大滝詠一。高校は、私と同じ釜石南高校。
中学時代フォーク少年だった私は、その話を初めて聞いて実家がまだあるのを確かめにいきました。「おっ、ほんとにあった!表札が大滝だ。すげぇー!」

今回その場所に記憶をたより行きましたがさすがにもう家はありませんでした。
皆さんに関連する方ですとハーレー関係では、横浜にある正規販売店「プレイン」の社長である三浦さんが釜石の出身です。ご存知のとおり三浦さんといえばレースやカスタムの世界でも活躍しておりよくハーレー関連の雑誌にも登場しております。とても気さくであったかい方です。

話が横道にそれてしまいました。
これも釜石の名物というか名所です。その名も「のん兵衛横丁」。間口が一間ちょっとくらいでしょうか。中はカウンターだけの飲み屋さんが35軒も並んでおります。新鮮な魚や地酒が売り物のお店ばかり。あったかい釜石弁が心を癒してくれます。昼間はこんな感じですが夜はほのぼのとした明かりが灯りいい雰囲気になります。

さて、最後に紹介するのはこれです。釜石といえばラグビー。そして私も高校3年間はラグビーに青春を架けました。(ちょっと恥ずかしいな。)

私がラグビー部に入った動機というのは、3つ上の兄から「ラグビー部はよぉ、部員少ねえんだよ。確か、今度の3年生はひとりで2年生が10人ちょっとだからお前ならすぐレギラーになれっぺよ。」と甘い言葉に踊らされたからです。それに当時は中村雅俊の青春ドラマが人気だったので「きっと女の子にもてるに違いない」と勝手に思い込んだものです。そういう不純というか単純なことが動機でした。

確かに目的どおりレギュラーにはすぐなれました。というかまだルールも覚えていないうちから試合に出ることになり相手チームの大きな上級生にボコボコにされたデビュー戦だったことを覚えております。

2つ目の目的は、どうだったかな?想像におまかせします。

その後、日本選手権7連覇を達成する新日鉄釜石の人たちと練習できたのも今ではいい思い出です。当時は、きつくて大変でしたけど。

そんな昔を思い出しながらつい気持ちいい風に吹かれて昼寝をしてしまいました。

※北の鉄人と呼ばれた新日鉄釜石のホームグラウンドです。
※昼寝をしながら見た「松倉グラウンド」の全景。
 
さて、昼寝もしたことだしそろそろ帰る心配もしなくては。と、時計を見ると午後5時。
ここまでは予定通り。このあと一般道で約100km、高速で約500km走らなくてはならない。幼ななじみの親友にだけ会って釜石をあとにすることにした。

山の向こうに夕日が沈みだすとあっという間に真っ暗になってしまいました。
一路東北道を目指し北上ICへ。「さあ、あとは東京まで500km一気に走るぞ!」
この時点で午後7時。さすがに日付が変わる前にゴールは無理か?
案の定、仙台を過ぎたあたりから睡魔との闘いとなりました。あまりにもウルトラが快適すぎる!
休憩の回数も増えてとうとうあきらめて一眠り。究極の必殺技、「ウルトラで爆睡!」
どんな状況でも眠れる特技。結局、1時間もウルトラの上で眠ちゃいました。

※こんな姿勢で寝られる私は変人?
そんなこんなで東京にたどり着いたのが午前3時。「明日、仕事きついなぁー」と思いながらも「やったぜっ!」と自己満足のガッツポーズ。

1200km、27時間のツーリングが終わりました。
今回は、故郷探訪記のような内容になってしまいました。でも、もし岩手県や釜石を訪れることがあったらぜひ今回のご紹介を思い出してみてください。
地元の人との会話にも暖かいものを感じてもらえると思います。

□ ツーリングメモ

高速代:外環道(往復800円) 東北道 浦和⇔北上江釣子(往復15,400円)

ガソリン代:7,690円
食事:天ぷらそば500円、クロケット丼760円 、鯛焼き80円、ほか弁540円、カツカレー400円

以上合計26,170円

色々なツーリングのスタイルがあると思います。ハーレーダビッドソンへの接し方もそうです。
私のようにひたすら距離を伸ばす人(皆さんは真似して無理しないでね)、
カスタムの人、磨くだけの人、ひたすらツーリングの人、ただカッコイイから乗る人。
ハーレーダビッドソンを所有する誰もがそれぞれの楽しみ方があります。
そして、きっと皆さん忙しいと思います。そんな中でちょっと時間ができたらいつもより遠くに
ハーレーダビッドソンを走らせてみませんか?
必ず未知の体験ができると思います。
走りましょう、皆さん。遠くへ、遠くへ・・・・。

それでは、次回のウルトラ日記をお楽しみに。

□ ウルトラメモ

10月30日、走行距離が39,500kmに到達。
納車から1年9ヶ月と10日。
その間、無事故、無違反、ノントラブル。
いたって快調。(と、本人は思っています)

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